補聴器の種類について(耳あな型補聴器)

皆様、こんにちは。

今回は、耳あな型補聴器のメリット・デメリットについて書きたいと思います。

・メリット

①目立ちにくい。

②耳型を採取して作成するので、耳にピッタリ合う。

③片手で装用できる。

④眼鏡・マスクなどと干渉しないため、落とす心配が少ない。

⑤耳の穴に入れる為、音の方向が分かりやすく、電話などがしやすい。

・デメリット

①耳かけ型補聴器に比べ、型を採取して作成するので、値段が高い。

②重度難聴の場合は、作成できない場合がある。

③弊社取り扱い補聴器メーカーでの充電式耳あな型補聴器は、1社のみである。(2021年5月現在)

④耳垂れがある方は、すぐ故障してしまう恐れがあり、お勧めできない。

⑤耳の穴を塞いでしまうので、こもり感(閉塞感)が出てしまう。

などがあります。

コロナウイルスがまん延し、マスク着用が当たり前になった今日、眼鏡やマスクに干渉したくないというお客様も増え、耳あな型補聴器を希望される方も多くなってきました。また、目立たないと思って購入される方もいらっしゃいます。ただ、聴力によって補聴器の大きさは変わりますので、聴力レベルを確認頂き、大きさはどのくらいになるのか確認して頂きますようお願いいたします。

次回は、ポケット型補聴器のメリット・デメリットをお伝えいたします。