補聴器ユーザーの皆様、こんにちは。
現在は、全国に緊急事態宣言が発布され、外出自粛でご自宅にいる時間が多いと思います。
家族の時間を大事にする方、一人の時間を楽しみたい方、それぞれあると思います。
ただ、補聴器をしていてもご自宅にいる時間を楽しめない・・・という方もいらっしゃると思います。それは、補聴器には限界があるからです。限界とは、下記の3つです。
①早口は理解しづらい ②離れてしまうと聴き取りづらい ③多人数の会話が理解しづらい
①は、テレビ・電話によくあります。補聴器を装用している方は、健聴者が話しているスピードでも早いと思うことがございます。対話であれば「ゆっくり・はっきりお話しください」とお伝えすればよいのですが、テレビはできません。電話でも機械を通しての声なので、中々はっきりしません。そこでテレビの音声がBluetoothnなどの通信機能により補聴器から直接聞こえるテレビリンク(最大15m離れた場所からでも聴こえます。)がお勧めです。そして、携帯電話にもBluetoothで繋げて直接耳に聴こえるように設定ができます。
②は、補聴器を装用して会話を理解できる距離があるということです。距離としては、1.5m~2mくらいです。それ以上離れたところでしゃべられてしまうと、話していることが理解しづらくなります。そこで、距離が離れていても聞き取れるリモートマイク(最大20m離れた場所からでも会話ができます。)がお勧めです。(テレビを見ている時に、ご家族様から離れている場所から「夕飯よ」と言われても分かります。)
テレビリンクの接続・携帯電話の接続・リモートマイクの接続には、機種によっては首に下げて使用する中継器(コムパイロット)を必要になります。この中継器(コムパイロット)の操作で、テレビ・携帯・マイクとご自身で変えることができます。
③は、多人数での会話の場合は、誰の声で何を話しているかわからない場合がございます。その場合は本体にマイクが多数ついているロジャーがお勧めです。テーブルに座り4人で会話をするとき、テーブルの真ん中にロジャーを置いておけば、話した方の声をフォーカスして聴き取りやすくします。そして、テレビと接続すればテレビコネクタとしても使えます!
今の補聴器でも満足いただけている方もいると思います。ただ、外出自粛の中家族一緒にテレビを見ている時、家族が笑っているから笑う・・・そんな方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか?家族との時間・・・せっかく一緒に過ごすなら一緒に楽しみませんか? 体験されたい方は、ご連絡ください。体験用をご用意し、1週間貸出いたします。