補聴器ユーザーの皆様、こんにちは。
緊急事態宣言により外出を控えて、ご自宅にいらっしゃる方が多いと思います。
ボイス補聴器センターは、通常通り営業をしております。何かお困りの事がございましたら、ご連絡・ご来店頂きますよう宜しくお願いいたします。
本日は、ご自宅でもできる補聴器メンテナンスの仕方をお伝えいたします。
耳かけタイプの補聴器2種類と耳穴タイプの補聴器1種類のメンテナンス方法です。
今回は、耳かけタイプ(RIC)の補聴器のメンテナンスについてお伝えいたします。
①既成の耳栓をお使いの方は、耳栓を外してください。(自分の耳穴に合わせた耳栓をお持ちの方はそのままで大丈夫です。)
②耳栓を取ると、先端に白い部品が付いています。音を出すところの先端部分になります。ここに耳垢が溜まってしまい音が出なくなってしまう場合がありますので、白い部分を交換します。
③お渡しした補聴器の付属品の中に、白い部分の交換部品が入っている小さいケースがあると思います。その中には、黒い棒8本入っています。その内の1本を取って頂きます。
④突起物のある先端を補聴器の白い部分に差し込みます。そうすると白い部分が取り外せます。棒の反対側に元々付いていた白い部品を補聴器に付けます。
⑤耳栓は、ティッシュにアルコールを吹きかけて拭いていただくと良いです。その耳栓を補聴器に付ければメンテナンスの完了です。
もし、音が小さい場合や聞き取りがハッキリしない場合は、この白い部分を替えるだけでも聞こえが良くなる可能性があります。耳垢がこの白い部品の中入ってしまい、音を出すところを塞いでいる可能性があります。交換済みのものは再利用できませんので処分してください。
是非、ご自身の補聴器確認してみてください。
補聴器を長持ちさせるコツは、耳垢などをきれいにして、乾燥させることです!これから夏に向かって汗をかくことも多くなっていくと思います。補聴器が汗で濡れたら、布などで補聴器を拭いてから乾燥ケースに入れて保管していただきますようお願いいたします。
今は、コロナウイルスによりご自宅にいることが多いと思います。メンテナンスにご来店できない時は、ぜひご自身でメンテナンスをして、会話やテレビなど楽しく過ごせる時間を作って頂ければと思います。
次回は、耳あな補聴器のメンテナンスについてお伝えいたします。