テレビで難聴について特集をしていました①

こんにちは。

本日、某テレビ局にて”難聴”の特集をしていましたので、その内容をいくつかお伝えしたいと思います。大きく分けて5点ございます。

①難聴になるリスク

②コロナ渦生活での聞き間違い

③認知症と難聴の関係

④耳掃除について

⑤耳鳴りについて

本日は①と②についての内容をお伝えいたします。

①難聴になるリスクについてですが、大きい音(工事現場やライブ等)などにより、耳に過度な負担をかけると、脳に音を伝える細胞が壊れることにより、難聴になりうる可能性がでてきます。また、イヤホンやヘッドホンを使って大きい音で音楽を聴いている方も注意が必要です。イヤホン難聴と言って、全世界の若者約11億人がなる危険性があると言われています。

例 工事用重機(105dB:4分まで) ドライヤー(100dB:15分まで) コンサート(110dB:28秒まで)

例の他にもあると思いますが、生活する上で多くの音を私たちは聞いています。耳に大きな負担を掛けないためにも、音量を小さくしたり、耳栓をしたりし、自分の耳を守るようにしていきましょう。

②コロナ渦生活での聞き間違いについてですが、マスクと飛沫防止シートをつけた状態で、どれだけ単語を聞き取れるかのテストをしていました。対象者は40代~70代。「マイク」が「バイク」に、「干物」が「着物」に聞き間違えたりしていました。マスクをすることで、子音が聞き取りづらくなります。マスクと飛沫防止シートにより聞き取りづらい・聞き間違いが多い環境になっております。コロナ渦の生活で、聞き取りづらいからと言って”難聴”というわけではない様です。

リモート会議や動画サイト・音楽等の視聴で長時間イヤホンを使い耳を酷使したり、マスク着用によって会話が聞き取りづらくて何度も聞き直したり・・・など、聴こえに関する不安があれば、1度耳鼻科の受診をお勧め致します。

次回は③についてお伝えいたします。